建設業に必要なスキルとは…これから建設業に進む人へ

工事現場の風景 建設業

これから建設業に進もうか、または、興味がある人に必見です。

建設業に必要なスキルを紹介したいと思います。

でも、このスキルがなくても正直やっていけます。心配いりません。

実際はいろんなタイプの人がいます。どんなタイプがいるのかも説明していますので、併せてその

人への対策も考えることができます。

この辺りを頭に入れておけば、すんなり建設業に馴染むことができると思います。

それでは、説明しています。気軽に読んでみて下さい。(^^♪

建設業に必要な人材とは

結論、責任感とコミュニケーション能力、探求心のある方だと思います。

理由は、「現場を完成させなければならない」こと。そして、「様々な経歴の人が働いている」こ

と。ものをつくるということは、「品質的にいいものを作らなければならない」義務があるからで

す。

具体的には、

①責任感がなければ仕事を最後までやりきることができません。

②コミュニケーション能力がなければ、多様な人と調整し、工事の方向性も決定できません。

③探求心がなければ、成長がありません。ここでの成長とは、人間性や品質向上等の成長を意味し

 ます。

この様な人が建設現場では求められます。

実際の現場監督はどんな人が多いのか

しかし、現実はそうでもありません。私は、主に次の6パターンに分けられると思います。

①いけいけタイプ:はきはきして決断は早いが、やり直しが多い。また、一貫性がない。

②頭脳タイプ:論理的に説明し、自分の考えを相手に納得させる。

③慎重タイプ:物事の決定が遅い。ずっと悩んでいる。

③バランスタイプ:総合的な万能タイプ。自分の考えも持っており対話を大切にする。

④いい加減なタイプ:全て作業員の言いなりで施工を進める。

⑤自分勝手なタイプ:俗にいう頑固もの。頑固でも間違っていなければ問題ない。

この中でも③バランスタイプが求められると思います。それは、ほかのタイプはデメリットがある

からです。

どんなデメリットがあるのかも説明してみました。

①のいけいけタイプは、発言に一貫性がないので、作業員さんを混乱させます。

②の頭脳タイプは、非の打ちどころがないため、人間的な魅力が半減します。

④のいい加減タイプは、仕事に集中していないので作業員さんからの信用がありません。

⑤の自分勝手はタイプは、他人の言うことを聞かないので作業員さんから呆れられます。

理想と現実にはギャップがあります。(^^;)

なぜ、建設現場は大変と言われるのか

それは、責任感とコミュニケーション能力、探求心が必要だからです。冒頭でもいいましたが、こ

の能力を身に着けなけければないらないので、大変なのです。

具体的には、現場代理人や監理技術者になると一つの現場を任されます。任されるということは、会社の社長の代理ということです。現場代理人はまさに社長の代理となります。そのため、いい加減なことはできませんし、一つの現場を収めなければなりません。そのため、責任が重くのしかかってきます。この重圧の経験は、逆に大きく成長できる糧となります。
工事現場には、様々な人間が集まって、ものを作り上げていきます。様々な立場の人間がいるということは、考え方も異なります。考えた方の異なるとは、利益を常に意識しています。職長となる方も会社を背負ってきています。ということは、利益を得るための考えを優先します。しかし、現場監督は、安全優先で行う必要があり、決して利益だけで工事を進めることができません。それはなぜかというと、事故を起こすと全てではありませんが前科がついてしまうことがあるからです。(有罪の刑事裁判を受けること)なので、お互いが納得して作業を進める必要がでてきます。ここでコミュニケーション能力というものが必要になってきます。これは、一つの例ですが。
施工会社が工事を行う義務として品質のよいものを作る必要があります。手抜き工事を行えば会社の信用もなくなり仕事ができなくなります。なので、品質の良いものを作って、高い工事評価を得る。そして、次の工事を取る、という流れに持っていきたいのです。先ほどは、安全を優先しましたが、施工の品質も優先しなければなりません。しかし、ここでも利益の問題が勃発します。
例えば、コンクリートを打設して型枠を解体するまでには間隔をあける必要があります。それが7日間だとします。でも、作業員さんは3日で解体したいと言ったとします。どうしますか?ということです。作業員さんの言っていることを聞いてしまうと、コンクリートにひび割れが生じる可能性が高くなってしまいます。でも早く解体すれば早く工事が終わるということなのでそれだけ利益がでます。非常に難しい問題です。利益確保は必要です。でも、型枠の解体を速めてしまった結果、コンクリートのひび割れが発生してしまうとそれを直すためのお金が必要になってしまいます。結果的に7日間養生した方が、よかった場合も考えられます。

他にも自社への必要書類の作成や、発注者への資料提出、施工を行うための段取り、様々なことが毎日繰り広げられます。

このような立場のため、「大変」と言われるのです。

※外で行う仕事なので季節的な大変さもあります。(^^;)

必要な資格とは何か

必要は資格は次の通りです。年収も併せてみて下さい。

ちなみに、現場代理人には資格は必要ありません。ですが、会社の社長の代理になるため、ある程度の経験、人間性が求められます。

まとめ

建設業で求められる人材とは、責任感とコミュニケーション能力、探求心になります。

ただし、現実は違いがあります。つまりいろいろなタイプの人がいます。そのため、対話がより重

要となります。対話については、様々な職種にも該当しますが、多種(いろいろな経験)に渡る人

材が入り混じっているのは建設業が一番ではないでしょうか。

いろいろな意味で成長できますよ(^^♪

建設業の魅力とは何か?語ってみたいと思います



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