私は、コンクリート診断士、コンクリート主任技士を取得しています。
特に、コンクリート診断士の取得を目指している方に有益な情報を発信すること目指しています。
コンクリート診断士は、合格率が15%程度の難易度が高い民間資格です。
この記事では、独学で勉強できるように【試験対策】についてまとめています。
皆さんが勉強していて聞きたい事を5項目に絞って説明していますし、私が使った参考書も紹介しています。
では、
「その5項目とは、このようなことではないでしょうか。」
私が独学できたので皆さんも合格できます。
なぜなら、
私は頭がいい方でも記憶力がいい方でも、1日中勉強に打ち込めるタイプでもありません。
また、記述式問題をどうすればいいかわからない方のために最後にリンクを貼っておきますので、そちらもご覧ください。きっと役立つ記事となっていると思います。
独学でも合格できるの?
独学で合格できます。
通信教育や論文の添削を受けたわけでもありません。全て独学で合格できました。
どんなモチベーション??
私のモチベーションは、少し変ですが、仕事にいい加減な同僚がいたのですが、でもコンクリート診断士を取得していました。
こんな奴が持っているのだから私だってとれるに違いないと思ったのが動機になります。(^^;)
結局、私は3回目で合格することができましたが、2回目の時、正直もう止めようと思いました。でも、ここまで勉強したのだからもう1回だけやってみようと思いました。負けたくないと…。
この意気込みだけが支えでした。
皆さんもまずは、なぜこの資格を取りたいのか?を整理して、それをモチベーションにしてはどうでしょうか?「今日は勉強したくない」と思った時こそ、モチベーションを思い出して下さい。
私の場合は不純なものでしたが、結果、合格できましたし、その後も自己研鑽してしております。
試験勉強はどれくらいやっていたの?
試験の3か月前から勉強し平均すると毎日2時間くらいです。
このうち記述式に充てた時間は、180時間(3分の1)くらいです。
私は3回目で合格しましたが、1回で合格するにはかなりの時間の確保が必要だと思います。加えて、仕事が忙しい方や家族がいる方はなおさらです。
この勉強時間は私の場合です。私は40になってこの資格を取りましたので年齢的な事もあり、覚えた事を直ぐに忘れてしまっていました。
何度も何度も繰り返し目で見ることや、覚えたことをアウトプットすることで、記憶の定着ができます。この方法は、すごく覚えるために重要なことだと思います。
ちなみに私は、こんな感じで勉強していました。忙しくて時間がない方に参考になると思います。
過去問を解いたら合格できるの?
私は、過去問を解いても合格することは難しいと考えます。
でも、過去問を解かなければ合格もできません。
つまり、どういうことかというと、「過去問頼りではダメ」だと言う事です。
過去問の活用方法は、「過去の出題傾向の把握」と「問題の説明を理解する」ことです。
問題の解説を理解するという意味は、正解を導くためにはこういう知識が必要なんだということを知ることになります。
四択問題を見て頂いたらわかると思いますが、多少類似した過去問題も出題されますが、その殆どが応用の問題です。
では、具体的な勉強方法はどうすればいいのでしょうか?
参考にした書物はどんなものがいいの?
私の一押しの参考書を2冊紹介
本当にいいものなのでぜひ手にして頂きたいと思います。
まずは、
この問題集は、6人のプロ集団も方々が問題の解説をしています。なので、どの参考書よりも解説が詳しくまた、丁寧です。
さらに、過去問題だけでなくオリジナル問題が100題もあります。
また、過去問題は、四択問題は5年分、記述式は10年分記載されており、この様な問題集は他にあまりないと思います。
【6,000円と書かれてますが、この値段は3冊の合計です。このお勧めする問題集1冊は,3,800円+税です。】
次に記述式問題集として、
この問題集は、発刊が2017年で少し古いのですが、全く問題ありません。なぜなら、論文構成は昔も今も変わらないからです。
中身の配分としては、コンクリート主任技士8割、コンクリート診断士2割になっていますが、論文を書くための技術はどちらも同じです。
この本は、文章構成、文作成ポイント、段落作成ポイントの基礎的なことを教えてくれます。読書をしない私にとっては非常参考になりました。
さらに、専門用語の整理方法シートがあり、論文を書くための整理がしやすテンプレートもあり頭の中を整理しながら文章を書くことができます。
また、この問題集の一番のお勧めは、記述例・添削例があることです。
どういうものかというと、問題例があり、それに対しての記述例が書かれています。さらに、その記述例を添削しています。なので、記述例を自分ならこう添削するという練習ができるのです。こういった問題集は他にないと思います。
この問題集で勉強することで、文章の基礎から文章を添削できる技術を学ぶことができるので、独学にはちょうどいい参考書になっています。
私は、この本で徹底的に論文構成を頭にいれました。そしてコンクリート診断士様に考えた文書構成をテンプレートにしましたので、ぜひ、こちらもご覧ください。
四択問題と記述式問題はどんな勉強をしたの?
四択問題の勉強方法
記述式問題の勉強方法
おそらく今までよりもいい文章になっていると思います。
まとめ
勉強時間は540時間程度必要です。
1回目で取得するためには、1日1.5時間勉強する必要があります。
独学で十分合格可能です。
論文構成は、①結論 ②その理由 ③具体例 です。
何より、問題で問われていることに対してきちんと解答することが大切です。
コメント
僕は完全独学で一発で合格しましたが、勉強を開始したのは試験まで1ヶ月を切ってからです。勉強時間は、80時間弱でした。100時間程度の勉強時間で充分だと思います。
あまりハードルを上げるような書き方をされると、裾野が広がらないと思います。色んな例を挙げては如何でしょうか?
小林様
お世話になります。
コメントありがとうございます。
今後の参考にさせて頂きますが、あくまでも私の経験に基づくものです。
小林様のように頭のいい方は、100時間もいらないと思いますが、そうではない方もいると思います。(私のように。)
また、合格率が15%程度であることから簡単な資格ではないと思っています。
私はハードルを上げているというよりも、早くスタートすることが合格への道だということを伝えています。
ただし、小林様が言われるように色んな例を挙げてみることも必要と感じました。
本当にコメントを頂きましてありがとうございました。今後とも診断士取得のために有益な情報を発信して
いければと思っておりますので、宜しくお願い致します。