【2022年の予想問題を検証】コンクリート診断士の過去問5年分を分析  

調べ物をしている男性 コンクリート診断士

 

2022年にコンクリート診断士の試験を受けようとしている方に向けた情報を提供したいと思います。

問題の出題傾向を知りたいな。
どんな分野の出題が多いのか知りたいな。
論文の出題傾向も知りたいな。

こんなことを思っている方も多いのではないかと思います。

 

人物像私は、コンクリート診断士、コンクリート主任技士を取得しています。

特に、コンクリート診断士の取得を目指している方に有益な情報を発信すること目指しています。

 

私もそうでした。

私も出題傾向を調べてみようと思いましたが、結局、時間が掛かかるためできませんでした。

なので、この資格をとろうと思っている方にとって有益であろう、

コンクリート診断士の過去5年分の問題(四択、論文)の集計をしてみました。

 

過去の問題の傾向をつかむことが合格への近道であることはいうまでもありません。

合格率は、総合的に判断すると15%程度で毎年大きな変動はありませんが、試験問題の方は、格段に難しくなっています。

「適当に勉強しても、合格する資格ではない」ことを頭に入れて準備していくことをお勧めします。

 

でも、独学で合格できます

 

私は独学で合格しました。

なので皆さんも独学で合格をつかみ取ることができます。頑張ってください。

2022年のコンクリート診断士の出題(予想)

今回の集計により出題率が60%のものは必ず理解が必要です。

四択問題では、3個以上の出題数のものは出題率が60%を超えているため、勉強する必要があります。表では赤文字の項目です。
論文では2019年からA問題がなくなりB問題のみとなっています。
建築物での傾向は、火害、ひび割れ、中性化、仕上げ材の変状が出題される傾向があり、今後も同様な出題が予想されます。
一方土木分野では、PC橋の特有の変状、床版の変状などに加え複合劣化が主流になっており難易度も上がっているように思えます。

記述式は、選択ができるため自分の得意とする分野を選択してください。

コンクリート診断士の出題傾向(四択)

2017~2021年の集計です。赤文字は、出題率60%以上のものです。

集計表から分かることは、満遍なく出題されているなということです。特に「具体例からの原因推定・対策や、鉄筋コンクリート全般の知識、凍害、溶出・摩耗、中性化深さ、塩化物イオン関連、補修補強工法」は高い出題率なのがわかります。
2022年もこのあたりを軸に勉強を行い、鉄筋コンクリートの変状は理解しやすいので8割、劣化のメカニズムは基礎的なものなので8割、調査・試験・診断方法で7割、補修・補強・維持管理で7割をとれるようなイメージだと思います。

別記事に基準点(足切り)を深掘りしていますので、ぜひご覧ください。

【最新情報】コンクリート診断士の試験合格の基準(足切り)を深掘りした

コンクリート診断士の出題傾向

コンクリート診断士の出題傾向(論文)

論文については、近年、複合劣化が出題されています。また、劣化要因は、床版の疲労が3年間で2回出題されていますので、2022年は、疲労以外のものが出るのではないかと思います。

私が予想するのは、凍害、塩害、ASRの複合劣化が出題されると思います。構造物としては、橋脚と推察します。
過去を見てみるとPC橋や鋼橋の出題が多い傾向にありますので、もうそろそろ下部工あたりではないかと考えます。

コンクリート診断士の出題傾向(論文)

コンクリート診断士の勉強方法も記載しています。ぜひご覧ください。

論文に苦手意識がある人必見!!ぜひ下項目をご覧ください。

【模範解答】記述式のテンプレートをコンクリート診断士が紹介!

【独学で合格】コンクリート診断士の試験対策で聞きたい5項目

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                記述問題に対応した1冊です。

        過去5年分の問題と100題の演習問題があり重宝する1冊です。



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