こんにちは。ポッキーです。
実は私、コンクリート診断士に一度落ちています。(当ブログをよく読んでいる方はご存じです)
今でこそ毎年、合格者を輩出するブログを運営していますが、最初は私自身が不合格を経験した一人です。

あのときの悔しさは、今でも忘れられません。
「あれだけ勉強したのに、なぜ…。」
結果通知を見たとき、正直しばらく立ち直れませんでした。(^^;)
でも、その経験があったからこそ、「なぜ落ちるのか」を真剣に分析しました。
そして、合格しました。
この記事では、私自身の経験と、これまで多くの受験生と関わってきた中で見えてきた「不合格になる人に共通する3つの原因」と、その対策をお伝えします。
今年残念な結果だった方、リベンジを誓っている方に、ぜひ読んでいただきたいです。
そもそも、なぜコンクリート診断士は難しいのか
コンクリート診断士の合格率は、例年 13〜17%前後 です。
つまり、受験者の約8割以上が不合格になる試験 です。
難しい理由は、単なる暗記では通用しないからです。特に記述式は、知識があるだけでは点になりません。「論理的に状況を判断し、文章で表現する力」が問われます。
ここを理解せずに勉強を続けていると、何度受けても同じ結果になってしまいます。
では、不合格になる人には、どんな共通点があるのでしょうか。
不合格になる人に共通する3つの原因
原因① 記述式の「書き方」を知らないまま本番を迎えた
これが、最も多い不合格パターンです。
「勉強はしていた。知識もあった。でも記述式がうまく書けなかった。」
こういう方、本当にたくさんいます。
記述式は、知識を「持っている」だけでは得点できません。採点者が求める形式で、論理的に書くことが必要です。
具体的には、以下の流れが基本です。
変状の原因(推定)
↓
根拠(図・写真・数値から読み取れること)
↓
調査方法(原因を特定するために何を調べるか)
↓
対策・補修工法(原因に対応した工法を選ぶ)
この流れが崩れていると、どんなに詳しい知識を書いても点になりません。
私が不合格だったときも、「知っていることを全部書けばいい」と思っていました。採点者が読みやすい構成を意識せず、ただ知識を羅列していたんです。
これが大きな間違いでした。
対策:「型(テンプレート)」を先に覚える
記述式は、まず「書き方の型」を身につけることが先決です。型があれば、知識をその枠にはめていくだけで論理的な答案が書けます。知識の勉強は、型を覚えてからで十分です。
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原因② 複合劣化の問題に対応できなかった
近年の試験では、「1つの構造物に複数の劣化が同時に起きている」複合劣化の問題が標準的になっています。
たとえば、「内在塩分+中性化」や「塩害+凍害」のように、複数の劣化機構が絡み合うケースです。
不合格になる方に多いのが、**1つの劣化機構しか答えていない**パターンです。
「明らかに塩害っぽいから塩害だけ書いた」→ 実は中性化も進行していた、という見落としです。
複合劣化を見抜くには、問題文の情報を一つひとつ丁寧に読み解く力が必要です。
どんな情報に注目すべきか、整理してみます。
| 情 報 |読み取れる可能性 |
|海岸から近い |塩害(飛来塩分) |
|築年数が古い(30年以上) |中性化の進行 |
|北面・日陰・水がかり |凍害・化学的侵食 |
|地図状ひび割れ |ASR |
|鉄筋位置でのひび割れ+錆汁 |塩害・中性化どちらも可能性あり|
問題文を読むとき、「1つの原因で全部説明できるか?」を必ず疑う癖をつけることが大切です。説明しきれない情報があれば、複合劣化を疑いましょう。
対策:「環境条件」と「変状の種類」をセットで整理する練習をする
過去問を解くとき、答え合わせだけで終わらせないことが重要です。「なぜこの環境でこの劣化が起きたのか」を毎回言語化する練習を積み重ねると、複合劣化への対応力が上がります。
原因③ 論文の「一貫性」が取れていなかった
これは、ある程度勉強が進んだ方がやってしまいがちな失敗です。
コンクリート診断士の記述式は、複数の設問がひとつの構造物の問題として繋がっています。
– 問1:変状の原因を述べよ
– 問2:原因を特定するための調査方法を述べよ
– 問3:対策工法を述べよ
この3問は、必ず一貫した流れになっていなければなりません。
たとえば、問1で「塩害が原因」と書いたのに、問2で「中性化深さを測定する」と書いてしまう。問3で塩害に対応していない工法を選んでしまう。
こういった設問間のズレが減点の大きな原因になります。
私が不合格だったとき、まさにこれをやっていました。問1と問2は合っていたのに、問3で違う方向の工法を書いてしまったんです。後から見返すと「なんでこれを書いたんだろう…」と思うのですが、試験中は焦っていてそこまで気が回らなかったんですよね。(^^;)
対策:答案を書き始める前に「原因→調査→対策」の流れをメモする
原稿用紙に書き始める前に、余白に「原因=○○ → 調査=○○ → 対策=○○」と一行メモするだけで、一貫性のズレを防げます。これだけで答案の質が大きく変わります。
リベンジするために、今すぐやること
不合格だったあなたへ。
落ち込む気持ちはよくわかります。私も経験者ですから。
でも、不合格は「何が足りなかったか」を教えてくれる、最も具体的なフィードバックでもあります。
合格している人との差は、才能でも実務経験の長さでもありません。「正しい書き方を知っているかどうか」の差です。
リベンジのために、今すぐやることをシンプルに3つだけ挙げます。
① 自分の不合格の原因を1つに絞る
上の3つのパターンのうち、「自分はどれだったか」を正直に振り返ってください。全部に手をつけようとすると、結局どれも中途半端になります。
② 記述式の「型」を最初に覚える
知識の勉強は後回しでいいです。まず型を身につけることが最優先です。型があれば、知識は後からでも乗せられます。
③ 過去問1問を「型通りに」書いてみる
読むだけの勉強から、書く練習に切り替えてください。1問でも実際に書いてみると、自分の弱点が明確になります。
まとめ
コンクリート診断士に不合格になる原因は、大きく3つです。
– **記述式の書き方を知らないまま本番を迎えた**
– **複合劣化の問題に対応できなかった**
– **論文の一貫性が取れていなかった**
これらはすべて、正しい対策をすれば必ず改善できます。
一度落ちたからといって、諦める必要はまったくありません。むしろ、不合格を経験した人は「何が足りないか」をわかった上でスタートできる、ある意味での強みがあります。
**「明日やろうはバカヤロウ」**
リベンジを決意したなら、今日から動き出してください。次の合格発表日に笑顔でいられるよう、このブログで全力でサポートします。(^^)v
ポッキーより
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