このような悩みありませんか?
こう言った悩みにコンクリート診断士が答えます。
問題がないひび割れとそうではないひび割れがあります。
この記事で、見極め方と補修方法を紹介します。
まずは、コンクリートの性質を知ることが1番の解決策です。
でも、ここで結論をズバリいいます。
コンクリートとひび割れはセットです。
つまり、コンクリートにひび割れが入ってしまう事は、当たり前なのです。
と疑問に思った方がいると思いますが、その通りです。
コンクリートには絶対ひび割れが入ります。これがコンクリートの性質です。
「でも、ひび割れのないコンクリートを打ちたいんだけど…」
と思っている人がいると思います。でも…
それは無理です。
ただし、ひび割れが少ないコンクリートは作れます。
では、どうすればひび割れの少ないコンクリートにすることができるかを簡潔に解説したいと思います。
この解説をみて頂ければ、どうやったらひび割れが少ないコンクリートを打つことができるのかが、理解することができ、その対策ができるようになります。また、ひび割れが入ってしまった時の対処方法も分かります。
なぜひび割れがは入ってしまうのか(性質)
ではどうやってひび割れを少なくするのか(対策)
水を使わないことです。(笑)すいません。そんなコンクリートはありません。
ひび割れを少なくする方法は、
①格子鉄筋を入れる。
②コンクリートを小分けに打つ。
③養生をしっかりとる。
以上です。
①についてですが、格子鉄筋(ワイヤーメッシュ)とはホームセンターに売っています。
鉄筋と鉄筋の間隔が狭いもの(□の間隔)がひび割れを少なくする効果があります。(標準は□150㎜です。)
②コンクリートを小分けにするとは、どういうことか説明します。
例えば、幅3m、縦3mの駐車場をつくとします。1回で打たずに2回に縁を切って打つということです。「縁を切る」とは、間を開けるということです。これは間隔ですが、1.5mの四角形くらいであれば、ひび割れが入りにくいです。それは、先ほど説明したようにコンクリートの縮みが関係しています。これは経験の感です。(笑)
③養生とは、コンクリートを打った後、水をかけ、「乾燥させないように1週間はその状態を保つ」ことです。この養生方法は、実は基本中の基本です。
しっかり養生することで、緻密なコンクリートになりりひび割れが入りにくくなります。
もしひび割れが入ってしまったら
ずばり、放置です。ただし、気になるひび割れ幅であれば補修が必要です。
放置してもいい場合のひび割れは、ひび割れ幅が広くならない。コンクリートを作って1年未満でひび割れが入った。
次に補修が必要はひび割れは、ひび割れが幅が広くなっている。ひび割れ本数が増加している。例えば、1本のひび割れが2本、3本と増えている。そして自分が気になる。
補修方法を紹介します。
本来は、なぜひび割れが入ったという原因の追究をする必要があります。でもそれは、難しいので、2つ方法を紹介します。
1つ目は、市販の補修材でひび割れ部に注入する。
※ひび割れ幅に補修材を押し付け少しでも注入材を入れる。
2つ目は、その部分を壊し、再度コンクリートを打つです。
※壊れた部分をハンマーで叩き壊し市販のセメント材で再度打つ。
まとめ
コンクリートを打つ場合は、ひび割れが入るものとしてあらかじめ想定していることが大切です。落胆しないように…(^^;)
次にひび割れを少なくする方法は、格子鉄筋を入れることです。格子鉄筋を入れることでひび割れを少なく小さくすることができます。そして、縁を切る。加えて、養生をしっかり行う。
万が一ひび割れが入った場合は、ひび割れ幅に進展がない場合は、放置です。しかし、ひび割れが進展している場合は、補修です。
補修方法は、ひび割れ部に注入(エポキシ樹脂系の補修材)をひび割れ部に押し付け少しでもひび割れ幅部に注入する。または、壊して再度コンクリートを打つです。
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