みなさん こんにちは。 ポッキーです。
この記事は、2024年のコンクリート診断士に合格された方に「どんな勉強方法を実践されたのか」、という聞き取りをXで行いましたので、その回答をご紹介したいと思います。
全部で6名の方が回答して頂きましたのでご紹介しようと思います。
合格された生の声ですので、どうぞご参考にして頂ければと思います。そして、加えて私なりに深掘りして皆さんに紹介したいと思います。
1人目の回答(勉強方法)
まずは1人目の回答です。
四択問題の勉強方法について
・過去問4ヵ年を5周行った。その結果7割採れることができた。
ポッキーコメント:過去問をこなす方法は、どの方も同じ様ですね。よって、5周程度することで合格圏内に入ると言うことですね。
記述式の勉強方法について
・文章は報告書の概要書のように読みやすくするため、箇条書きとした。
ポッキーコメント:この回答は私的にびっくりですね。記述式問題は文書力が8割だと思っていましたので。でも、箇条書きの回答で合格されているということは貴重なご意見となります。報告書の概要書の要領というのか「キモ」のようでね。具体的には、問題文の質問事項をより解説も含めた上で記述し、文章としても繋がるように重要部分を箇条書きで記述したという感じではないかと思います。採点者からみれば、問われていることが、明確なのかどうかの判断がしやすく、また、回答者からも端的に解答できているかを判断することができるため、この辺りがメリットといったところかもしれませんね。
※追加(この方に具体的な勉強方法を聞いてみたところ回答がありましたので共有します)
問1本問題において化学的侵食だと推定した。その理由は下記①②の通りである。①図より〜である。②写真より〜が確認できる。問2 その推定方法について述べる① 侵食深さ測定 コアにより〜を同定 ②溶出物の分析 顕微鏡を用い〜問3その対策いつて述べる① 換気 ダクトを天井に這わせる②補強 〜
こんな感じで書きました。各項目に対して多くとも4行程度。そもそも、国語と化学が嫌いで土建業です。文章を書くと挙げ足とりをやられます。
以上。情報を共有致します。
2人目の回答(勉強方法)
2人目の回答です。
四択問題の勉強方法について
・過去問をひたすら解いた。
ポッキーコメント:過去問をひたすら解く。というのは、結構解いたのではないかと思われます。先ほどの1人目の方は5周でしたが、もっと多いような気がします。過去問を解くことは重要なのがわかります。
記述式の勉強方法について
・各変状に対して、その理由、調査方法、対策を参考書から抽出し、ノートにまとめ暗記した。記述練習は、PCを活用した。
ポッキーコメント:非常にいいと思います。私もこの勉強方法を行いました。変状毎のパターンを掴むことで、どんな問題が出題されてもそれなりに記述できるようになります。後は、問題文からの情報をどう読み取って論理的な文章にしていくかになりますので、この様に基礎を作るりあげる方法は、のちに飛躍的に文章力があがってくると思います。この方法は、まさに王道ではないでしょうか。
3人目の回答(勉強方法)
3人目の回答です。
この方は、おそらく四択問題の場合を回答して頂いています。確かに、YouTube動画に「コンクリート診断士 一問一答まとめ」のような動画があります。このような動画を移動時間に聞きながら勉強していたのではないでしょうか。
ポッキーコメント:このやり方もいいですね。私もこの方法は取り入れていました。隙間時間の活用法をどうしようかと考えた時に、このようなツールは便利です。加えて、私は、念仏のように声に出して歩いていたこともありました。このように時間が無いなかでどうやって勉強するかというアドバイスは、本当に参考になります。
4人目の回答(勉強方法)
4人目の回答です。
四択問題の勉強方法について
・過去問をひたすら解いた。
ポッキーコメント:これも過去問をひたすら解くことで合格ラインに達した方です。過去問を解くは、最善の方法と言っても過言ではありませんね。
記述式の勉強方法について
・解答記述例を見ながら、解き方をイメージして書き写した。
ポッキーコメント:流石です。記述式も解答例を見ながら練習したと言うことですね。参考論文もたくさん売られていますが、結構、論文構成が変状等によってはいろいろ言い回しが異なる印象です。この辺りをどう自分のものにしていくかといった問題が、「カギ」となるところでしょうか。結構苦労はされたのではないかと思います。どのような参考論文で勉強されていたのか興味があるとこですね。ネットや本屋に出向き自分で吟味する必要がありそうです。
5人目の回答(勉強方法)
5人目の回答です。
四択問題の勉強方法について
・「コンクリート診断士2024年度版」建築資料研究所の出版物を5周。
ポッキーコメント:具体的にどのような参考書を使用したのかを記載して頂いています。これはチェックすべき参考書です。この方も過去問を5周されています。もうテッパンな勉強方法です。これしかありません。
記述式の勉強方法について
・3つの参考書からキーワードや自分に合う書き方(オリジナル)を作成した。
ポッキーコメント:具体的な参考書を挙げられています。「合格指南」、「コンクリート診断士試験完全攻略問題集」、「ポッキーさんの有料記事」です。嬉しいですね。私の記事を購入して頂いたということで。 一つの参考書ではなく3つを活用して論文に必要なキーワードの抽出や、自分に合う書き方(型)を習得されたということですね。この作業は意外に時間を要します。この方は、地道に努力された方なのではないでしょうか。私の有料記事では、この型をマスターできるように作成しています。ぜひ、参考にしてみて下さい。
6人目の回答(勉強方法)
では、最後の6人目になります。この方は、結構細かく教えて頂きました。
四択問題の勉強方法について
・「コンクリート診断士2024年度版」建築資料研究所の出版物を4周。わからないところは、ネットで調べる。また、3周目からは「型」に当てはめるように意識したことで、効率が上がった。
ポッキーコメント:これも過去問を4周されたということと、加えて、四択においても「型」を意識して取り組んだということです。この四択の「型」とは一体どういう事でしょうか。「型」=「パターン」のことです。おそらく、勉強方法としてまずは、解答からキーワードを抽出し、その語句をセットで理解したということでしょうか。答えも問題文の語句もパターン化し理解を深めたということでしょう。確かに、問題を解けば解くほどパターンが深まり応用にも対応できるようになるのだと理解しました。このやり方もとても知識が深まりよい勉強法だと感じました。
記述式の勉強方法について
・過去問解答例を参考にオリジナル解答を作成した。また、問に対して忠実に答えるよう常日頃から注意していた。
ポッキーコメント:ここでも具体的な参考書を挙げられています。「コンクリート診断士2024年度版」、「コンクリート診断士試験合格指南」を参考図書にして、自分なりの論文を作成したとのことです。これの作業が勉強になったというとこでした。このやり方は本当に勉強になると思います。先ほども述べましたが、参考書によって論じ方が異なります。これを自分のオリジナルに仕上げことは素晴らしいと思います。でも、時間が掛かりますし、ある程度の論文力が必要です。もし、じっくりやりたい方にはこの勉強法を真似してみて下さい。きっと力が付くと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。勉強方法は皆さん思考錯誤しながらやられているのがわかります。
四択問題では、過去問を4~5周行う。それと同時に「キーワード」を意識しパターン化して覚えていくことが効率があるようです。
また、記述式問題では、複数の参考書から自分の型を作成していくというのが合格者の意見でした。この方法は、間違いないやり方だと私も思います。
この記事は、2024年に合格された方の意見を聞き、私なりに深掘りしてみました。特に記述式は一から勉強すると時間が掛かってしまいます。試験勉強はどうやって時間を確保するかというのも勝負の一つです。
当ブログでは、この記述式の型を作成しています。ぜひ、時間の短縮に効果があり、実勢も十分なものです。良かったら最後まで読んでみて下さいね。下のリンクから宜しくお願い致します。
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