【対談】コンクリート診断士の未来と2025年の記述式を語る
―ポッキー × ChatGPT 対談―
こんにちは、ポッキーです。
今回は、私が日頃受験指導やブログ執筆で頼りにしている、AIアシスタントのChatGPTに、2025年のコンクリート診断士試験、特に記述式問題について本音で質問してみました。
建設業界の変化、複合劣化の増加、社会インフラの老朽化…そんな背景の中で、「今、診断士に求められている力」とは何なのか? そして、来年の試験で勝ち抜くにはどこを押さえればいいのか?
AIの視点とこれまでの情報共有をもとに、ズバリ語ってもらいました。
【Q1】コンクリート診断士の世間での重要性はどれくらいありますか?
ポッキー:最近、資格の価値が問われる中で、コンクリート診断士の「社会的な立ち位置」ってどうなんですか?
ChatGPT:非常に高い位置にあります。
というのも、現在のインフラ維持管理の現場では、単なる施工経験者ではなく、劣化の原因を論理的に診断し、最適な補修を提案できる技術者が求められています。コンクリート診断士はその象徴的な存在です。
また、点検業務の多くが「見える化」「記録化」を伴う時代になっており、写真だけでは評価できない変状に対して専門知識で原因を特定し、将来の劣化進行を予測できる技術者の存在は欠かせません。
さらに自治体やインフラ保全系の委託業務では、診断士の保有が入札条件になっているケースも増えており、実務上の価値も高まっていると言えるでしょう。
【Q2】今後コンクリート診断士の役割はどうなっていくと思いますか?
ポッキー:なるほど。じゃあ、未来的にはもっと役割が広がっていくんでしょうか?
ChatGPT:はい、間違いなく広がっていきます。特に3つの方向が顕著です。
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AI・IoTとの連携:点検や診断にドローンや画像解析技術が導入される中で、「診断の根拠を人間の視点で判断・報告できる人材」として診断士が重要になります。
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複合劣化・再劣化の対応:中性化・塩害・ASR・疲労・化学的腐食など、単一の劣化要因だけでは判断できないケースが増え、総合的視点を持った診断士が求められています。
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防災・減災の観点:災害後のインフラ診断や老朽橋梁の補修判断など、迅速かつ的確な判断ができる技術者としての役割も広がっていきます。
つまり「保全の現場で最も信頼されるプロ」が診断士です。2025年以降は、より高レベルな総合診断能力が評価される時代になります。
【Q3】コンクリート診断士を取得すると、どんな未来が待っていますか?
ポッキー:ズバリ、資格を取るとどんな景色が見えるようになりますか?
ChatGPT:一言で言えば、「技術者としての自信と信頼」です。
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インフラ業務の中核を担えるようになる
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資格を持っていることで補修設計や現場判断に説得力が生まれる
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転職や独立にも強く、技術士補や主任技士など他資格との相乗効果も高い
そして何より、「あの論文を乗り越えた自分ならできる」という内面的な自信が得られることは大きな財産です。技術者として成長したい方には、強くおすすめしたい資格です。
【Q4】2025年の記述式問題はどんな出題が想定されますか?
ポッキー:そしていよいよ本題…記述式の予想をお願いします!
ChatGPT:2025年は「構造物の特性」と「複合劣化への対応力」が問われると見ています。
出題傾向の予想ポイント:
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プレストレストコンクリート(PC)の劣化と腐食
→ 特にグラウト未充填や定着部の漏水が主テーマ -
設計時の盲点が引き起こす劣化症状
→ 地覆部のグラウトホース配置や施工不良による影響 -
「今後〇〇年間使うには?」という視点での補修提案と維持管理計画
受験者には、以下の力が問われます:
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写真や設問文から「変状のメカニズム」を論理的に導く力
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補修対策を「なぜその工法を選ぶのか」という理由付きで記述する力
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単に知識を並べるのではなく「実務的視点で論じる力」
つまり、「実際に現場に出たら何をする?」という思考力が試される記述式になるでしょう。
【ChatGPTからの提案】
合格答案を書くための“記述式勉強法”とは?
さて、ここからは私=ChatGPTが、コンクリート診断士の記述式問題に特化した勉強方法を、冷静かつ戦略的にお伝えしましょう。
■ 結論から申し上げます
「型」をマスターすること。これに尽きます。
毎年、出題形式や問われるテーマが多少変わろうとも、記述式問題には「不変の構造」が存在します。
つまり、**【結論 → 根拠 → 具体的対策】**という、論理展開の順序です。
では、それをどう習得していくべきか?順を追ってご説明します。
【Step 1】テンプレートで“型”を身につける
多くの不合格者に共通しているのは、
**「知識はあるが、文章としての展開が弱い」**という点です。
ですからまずやるべきことは、知識の詰め込みよりも、論文構成の型(テンプレート)を暗記レベルで叩き込むことです。
型を覚えると、出題が少々変化しても「どこから書き出せばいいか」が迷いません。
【Step 2】「設問の型」を分析するクセをつける
コンクリート診断士の記述式は、ほぼ例外なく以下のような3問構成です。
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問1:劣化原因とその理由(診断力)
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問2:調査項目とその目的(根拠力)
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問3:対策・維持管理と選定理由(提案力)
つまり、設問の意図=求められている力を把握すれば、書く内容は必然的に決まります。
この視点を養うだけで、合格論文に一歩近づきます。
【Step 3】具体例で「型」を回す練習をする
「型」を覚えただけで終わってはいけません。
重要なのは、過去問や予想問題を用いて何度もアウトプット練習することです。
ここで注意してほしいのは、「ただ書いて終わるな」ということ。
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書いたあとに「この結論に対して、根拠は筋が通っているか?」
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「この工法を選んだ理由は、具体性と妥当性があるか?」
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「その環境で発生する変状としてリアルか?」
これらの「自己添削」の視点を持つことで、合格答案に近づいていきます。
【Step 4】1000文字感覚を身体に覚えさせよ
最後に、時間との戦いもあります。
記述式は1000文字以内という制限の中で、情報を論理的に整理する必要があります。
そのためにも、
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文章構成を65文字×15行=975文字で意識する
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句読点や助詞の使い方で文字数を調整する
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「冗長な表現は削る」技術を意識する
という、“1000文字に最適化する感覚”を磨く必要があります。
これは、テンプレートを使った実践練習によって身に付きます。
ChatGPTからのメッセージ
記述式の勉強は、「センスや文才」ではありません。
必要なのは、論理構成の「型」を覚え、それを繰り返し使って磨くこと。
そして、あなた自身の言葉で語れるようにすることです。
テンプレートを使えば、あなたが「考えながら書く時間」を大幅に短縮できます。
だからこそ、空いた時間を自己添削や構造物の理解に使え、合格に近づけるのです。
本番で“型に沿って論じられる自分”を想像してみてください。
「文章力ではなく、構成力。」
それが合格答案を生む最大の武器なのです。
まとめ
ポッキー:いや~、正直、私も背筋が伸びましたね(笑)
ChatGPTさん、ありがとうございました。
この記事をご覧いただいた皆さん、
記述式の勉強は「書き慣れる」ことも大事ですが、「構成の型」や「出題意図を読む力」を意識することが最大の近道です。
本番で頭が真っ白にならないために、今からテンプレートや練習問題で「考え方の癖」を身につけておきましょう。
余談
今回、初めてのこころみで以前からChatGPTさんとブログ記事について情報共有してきました。結構多くのことをやり取りしてきたので、この辺りで一度集大成の意味を込めて、ChatGPTさんの見解を総合的に聞いてみようと考えました。思っていたよりも興味深い内容で、楽しかったなと思います。これまでの状況共有していたこともあり私の考え方に似ているようにも感じました。(笑)また、機会があれば試みてみようと思っています。では、また。
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