コンクリート診断士 記述式試験の合格答案の書き方|原因・調査・対策を一貫させる実践解説

合格を近づけろ コンクリート診断士

みなさん、こんにちは。ポッキーです。

ここまでの勉強で、「やるべきことは分かった。でも、どう練習すれば合格答案が書けるようになるのか?」と感じている方も多いと思います。

安心してください。


合格している人には共通する“具体的な練習方法”があります。

記述式試験で「あと一歩届かない」と感じていませんか。知識は十分なのに評価が伸びない原因は、答案の書き方にあります。本記事では、合格答案に共通する思考プロセスを整理し、原因・調査・対策を一貫して説明する力を身につける方法を解説します。診断士としての視点を文章で表現する力を養い、合格に直結する答案作成力を高めていきましょう。

この記事では、実際に答案の質が上がる方法を、順を追って解説します。

合格に近づくために必要なことはいろいろありますが、今回提案するのは、より確実な合格を得るための必要不可欠事項です。それは、次の通りだと感じています

✔ 原因の書き方
✔ 調査の目的の示し方
✔ 対策の選定理由の整理方法

これらを体系化したテンプレートを活用することで、答案の完成度は一気に上がります。

さらに合格に近づくために

では、合格答案を書く人が、最後にやっていること(実際に合格していく人たちに共通する思考と行動)を具体的に話していきます。「さらに合格に近づくためには」ということで解説していきます。

記述式試験が「知識量の勝負ではない」ということに、すでに気づいているはずです。合格する答案と不合格答案の差は、知識の多さではなく、「診断士として考えているかどうか」に尽きます。では、合格に一歩近づくために、受験者は何を意識すればよいのでしょうか。

まず最も重要なのは、「現象ではなく原因を書く」という姿勢です。例えば、ひび割れがある、鉄筋が露出している、剥離が見られる――これらはすべて現象です。しかし、記述式試験で問われているのは、「なぜその現象が起きたのか」という劣化メカニズムです。中性化なのか、塩害なのか、ASRなのか、凍害なのか、あるいは複合劣化なのか。原因にたどり着くまでの思考過程を答案に表現できるかどうかが、合否を分けます。逆に言えば、現象の羅列だけでは、どれほど専門用語を並べても評価は伸びません。

次に意識すべきは、「調査と対策を原因と結び付ける」ことです。調査方法を書く際にありがちなのが、打音調査、コア採取、鉄筋探査などを機械的に並べる答案です。しかし、合格答案は必ず「なぜその調査が必要なのか」を説明しています。例えば、塩害が疑われるなら塩化物イオン量測定、中性化が疑われるならフェノールフタレイン試験、ASRが疑われるなら膨張量の確認や反応性骨材の検討など、原因と調査が一本の線でつながっています。このつながりが明確な答案は、診断士としての思考ができていると評価されます。

対策についても同様です。表面被覆、断面修復、電気防食、再アルカリ化などの工法名を並べるだけでは不十分です。「なぜその対策が最適なのか」「劣化の進行段階に対して妥当か」「維持管理上の合理性があるか」といった視点を添えることで、答案の説得力は一気に高まります。試験委員が見ているのは、知識の暗記ではなく、構造物の長寿命化を現実的に考えられる技術者かどうかです。

さらに合格者が共通して行っているのが、「複合劣化を疑う視点」を持つことです。近年の出題傾向を見ると、単一劣化だけで説明できるケースはむしろ少数派です。中性化と塩害、凍害と中性化、ASRと塩害など、複数の劣化が相互に影響し合うケースが増えています。ここで重要なのは、すべてを書こうとするのではなく、「主たる劣化」「従たる劣化」を整理して説明することです。この整理ができると、答案全体に論理の軸が通り、読み手にとって非常に理解しやすい内容になります。

また、答案の完成度を高めるうえで欠かせないのが、「構造物の使用環境を必ず読み取る」ことです。海岸近くなのか、寒冷地なのか、交通量が多いのか、供用年数はどの程度か――これらの条件は、劣化原因を推定するための重要なヒントです。環境条件に触れずに劣化原因を断定する答案は、現実の診断とかけ離れており、評価が伸びにくい傾向があります。逆に、環境条件を踏まえた推定ができている答案は、実務的な説得力を持ちます。

ここまで読んで、「やるべきことが多い」と感じたかもしれません。しかし、安心してください。合格者は特別なことをしているわけではありません。彼らは、答案を書くたびに「原因→調査→対策」の一貫性を確認し、環境条件と複合劣化の視点を添えているだけです。この思考の型を身につけることで、どのような問題が出題されても対応できるようになります。

最後にお伝えしたいのは、記述式試験は「正解を書く試験ではなく、納得させる試験」だということです。唯一の正解が存在するわけではありません。しかし、論理が通っており、原因と対策が結び付いていれば、その答案は高く評価されます。だからこそ、テンプレートを丸暗記するのではなく、診断士としての思考を文章で表現する練習が不可欠です。

もし、ここまでの内容を読んで「自分の答案は原因と結び付いているだろうか」「調査や対策に根拠を示せているだろうか」と不安を感じた方は、そこが合格への伸びしろです。答案は、少しの視点の違いで評価が大きく変わります。逆に言えば、その視点さえ身につければ、合格は現実的な目標になります。

あなたのこれまでの努力を、合格答案という形に仕上げるために。次に書く一文から、「診断士としての思考」を意識してみてください。その積み重ねが、本試験での自信につながります。

ここまで読み進めて、「合格答案の考え方は理解できたが、実際にどう書けばよいのか分からない」と感じた方も多いのではないでしょうか。記述式試験は、理解したつもりでも、いざ答案を書こうとすると手が止まる――この壁を越えられるかどうかが、合否を分けます。

有料記事では、本記事で解説した思考プロセスを、実際の出題形式に落とし込み、そのまま使える答案構成テンプレート複合劣化にも対応できる模範解答例を掲載しています。さらに、「なぜこの表現が評価されるのか」まで踏み込んで解説しているため、丸暗記ではなく、自分の言葉で合格答案を書ける力が身につきます。

独学では気づきにくい“評価される書き方”を知りたい方は、ぜひ次のステップへ進んでみてください。あなたの答案は、まだ伸びます。がんばれ!!

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